「太陽光発電×EV×V2Hスタンド」 補助金を活用して、災害に強く環境にやさしい家に ‐Y2エナジーグループ | 東京都内で太陽光や蓄電池を相談するならY2エナジーグループ【誠実/お客様満足度の高い施工】
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災害時に電力の貯蔵にもなる「EV×太陽光発電 “×V2Hスタンド”」でつくる、災害に強く環境にやさしい家を検討してみませんか?今なら補助金も活用できます。

はじめに

近年、脱炭素社会実現に向けて、ガソリンを使ったエンジン車から電気自動車への乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか?

EV(電気自動車)はエンジン車にはない魅力が多くあり、本稿ではEVと非常に相性の良い “V2Hスタンド” と “太陽光発電” の相乗効果によるメリットについてもお伝えします。

より豊かで環境に優しい生活のために、皆さまが電気自動車(EV)を選択肢の一つとしてお考えいただくきっかけとなれば幸いです。

【こんなお悩みの方向け】
 ・電気自動車(EV)ってどんなものか知りたい!
 ・EVと相性のいい太陽光発電を導入するメリットを知りたい!
 ・V2Hスタンドも取り入れて環境によく災害にも強い家をつくりたい!
 ・できるだけ安く最適な設備を導入したい!

【この記事で分かること】
 ・電気自動車(EV)とはなにか、エンジン車とのちがい
 ・EV×太陽光発電を一緒に導入するメリット
 ・EV×太陽光発電に “×V2Hスタンド” の相乗効果
 ・EVやV2Hスタンドの補助金制度

EV(電気自動車)とは?

EVとは「Electric Vehicle」の略で、「電動車」を表します。

日常会話などでEVというと「電気のみを使って走る車」がイメージされますが、本来は電気を使って走る車すべてを指す単語です。

総称として「xEV」という言葉もよく用いられています。

EVには大きく分けて、次の4種類があります。

①BEV:(バッテリ式)電気自動車
②HEV:ハイブリッド自動車
③PHEV:プラグインハイブリッド自動車
④FCEV:燃料電池自動車

一般に「電気自動車」と呼ばれるものは、「EV」の中でも「BEV」と分類されるものです。「BEV」とは「Battery Electric Vehicle」の略で、“バッテリーの電気だけを使ってモーターで走る車”のことです。

一方で、「HV」、「PHV」、「FCV」はバッテリーに貯めた電気以外も使って走ることができる車です。

BEH:バッテリーの電気“だけ”を使ってモーターで走る車

HV・PHV・FCV:バッテリーに貯めた電気“以外も”使って走ることができる車

EV(電気自動車)とエンジン車のちがい

EVとエンジン車との違いは、「駆動力(車が走行するための力)」を生み出す方法とそのエネルギー源にあります。

EVのメリットとしては、化石燃料を使用していないことによって、走行時にCO2(二酸化炭素)の排出をおこなわない点です。地球環境にやさしく、脱炭素社会が目指されるなかで、非常に優秀な未来の車ということができるでしょう。

EV×太陽光発電を同時に導入するメリットは?

EVと太陽光発電は、それぞれ単体でも多くのメリットを生み出してくれますが、一緒に使うことでより大きな相乗効果を発揮します。EVと太陽光発電を併用するメリットを3つご紹介します。

メリット1:EVの駆動力となるエネルギー源を自家発電できる

1つ目のメリットは、EVの走行コストが節約できるということです。

電気で動くEVは充電が必要ですが、太陽光発電を自宅に導入し、発電した電気を使ってEVの充電をすることで、さらに電気代を削減することが可能です。

太陽光発電を導入しているご家庭でEVを使用する場合、太陽光で発電した電気のほうが、電力会社から買う電気よりも安くなります。

「自宅で発電した電気をEVに充電する(=自家消費)」という方法で運用すると、走行コストを抑えられるようになります。

このように、太陽光発電とEVを一緒に使うことによって、毎月の経済的負担を減らすことが見込めるでしょう。

メリット2:地球にやさしくSDGsに貢献できる

2つ目のメリットとして、太陽光発電とEV(電気自動車)は、二酸化炭素を排出しにくいという点において環境にやさしく、SDGsに貢献できるということが言えます。

太陽光発電は再生可能エネルギーである太陽光を利用して電気を作りますが、さらに走行時に二酸化炭素を排出しないEVに電気を補給することで、より一層、環境保全に貢献することができます。

EVは大変環境にやさしい乗り物として注目されていますが、EVの動力となる電気を、二酸化炭素排出量の多い火力発電などから得るのであれば、結果として環境への負荷がかかってしまうので問題ですよね。

逆説的に、発電時に二酸化炭素を出さないクリーンエネルギーの太陽光発電の電気でまかなうことができれば、これ以上ないほど環境への負荷を抑えることができます。

カーボンニュートラルが叫ばれる現代、持続可能な社会づくりを実現するSDGsの観点から見ても、社会的に大きなメリットがあると同時に、エコなライフスタイルにも繋がります。

メリット3:EVが太陽光発電の蓄電池として非常時に活躍

3つ目のメリットは、EVが蓄電池の役割を果たしてくれるということです。

実は、太陽光発電システムのみを設置した場合、ソーラーパネルに日光が当たって発電している日中にしか電気を使うことができません。太陽光発電で作られた電気は、基本的に貯めておくことができません。

そこで、据え置きの定置型蓄電池を導入し、発電した電気を貯めて、夜間などにも効率的に電気を使われているご家庭もあります。

ただ、“動く蓄電池”とも呼ばれるEVがあれば、EVに搭載されている大容量バッテリーを定置型蓄電池の代わりとして活用することが可能になります。

その上、定置型蓄電池の容量が大きいもので10kWh程度であるのに対して、EVのバッテリーは平均してその数倍の容量を搭載できます。

これはV2H(Vehicle to Home)と呼ばれるシステムや考え方です。

EVやPHEV(プラグインハイブリッド車)を家につないで使うことで、車を自宅に駐車している間は蓄電池として活用することができます。

ただし、EVを蓄電池代わりに使用するためには、V2H機器の設置が必要になります。V2Hの仕組みやEVや太陽光発電との相乗効果については、次の章で詳しくご紹介します。

“V2Hスタンド” とは?

先ほど少し紹介したように、太陽光で発電した電気をEVに充電し、EVに貯めた電気を家に戻して使用できるようにするためには、V2Hシステムが必要になります。

V2Hとは、「Vehicle to Home(車から家へ)」の略称であり、EVと家をつなぐことで、太陽光発電で発電した電気を有効活用する考え方や仕組みのことを言います。

V2H機器を利用すれば、家から車に電気を送るだけでなく、車に貯めた電気を家に送って使うことができます。

そのため、V2H機器を家に導入しておくことで、災害時に停電が起こっても電気が使えるなど、様々なメリットがあります。

【参考文献:太陽光発電×EV×V2Hを組み合わせる。導入のメリットと基礎知識|EV DAYS by 東京電力エナジーパートナー】

EV×太陽光発電 “×V2Hスタンド” の相乗効果

V2H機器を導入し、太陽光発電で発電した電気をEVに貯めることができるようになれば、EVのバッテリーを家庭用の電源として利用できるのはもちろん、災害時には非常用電源としても活用できます。

停電時に定置型蓄電池だと容量は約1日分程度と言われていますが、EVの大容量バッテリーは定置型蓄電池の数倍~数十倍の容量があるため、車種によって異なりますが、約3~5日分の電気を供給することが可能です。

さらに太陽光発電が稼働していれば、停電していても昼間に使いきれない電気をEVに充電し、バッテリーの蓄電量を増やすことも可能です。

地震をはじめとして災害の多い日本だからこそ、いざという時のための備えにもなる「EV×太陽光発電 “×V2Hスタンド”」の導入は生活に安心をもたらしてくれます。

EVの補助金制度

EVの場合は、国と自治体で補助金を出しており、条件によっては両方を併用できる場合もあります。

国の「CEV補助金」では、2022年度は最大85万円の補助金を受け取ることができます(軽EVの場合は最大55万円)。

国の補助金に加え、地方自治体からの補助金を期待できるケースもあります。たとえば、2022年度、東京都では条件により45~75万円の補助金を支給しています。

国の85万円と合計すれば、購入時に最大160万円(軽EVの場合は最大130万円)も補助されることになります5)。東京都の補助金において、太陽光発電(新規・既設)設置の場合には最高額の75万円となるなど、EVと太陽光発電の導入を都としても促進していることが分かります。

なお、自治体の補助金は、自治体ごとに金額や条件が異なります。詳細はお住まいの自治体にご確認ください。

【 一般社団法人次世代自動車振興センター「令和4年度 CEV補助金(車両)のご案内」】

【東京都「令和4年度 電気自動車等の補助を拡充!「走る蓄電池」としてEVを活用」】

V2Hの補助金制度

V2Hの場合は、国と自治体で補助金を出しています。条件によっては両方を併用できる場合もあります。

国の「CEV補助金」では、機器の購入費と設置工事費を合わせて最大115万円の補助金を受け取ることができます。

一方、自治体による補助金は、自治体ごとに金額や条件が異なります。たとえば、東京都の補助金は、通常上限が50万円となりますが、EV・PHEVと太陽光発電が揃う場合に限り増額申請ができ、機器の購入費と設置工事費合わせて最大100万円の補助金を受け取ることができます7)。

そのほかの自治体の情報は、お住まいの自治体にご確認ください。

【クール・ネット東京「電気自動車等の普及促進事業(V2H) 災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」】

まとめ

ここまで見てきたように、昨今の環境状況を鑑みると、EV(電気自動車)という選択肢を視野にいれることもご検討いただければと思います。

特に、いざという時のための備えにもなる「EV×太陽光発電 “×V2Hスタンド”」の導入は、災害時の安定的な電力供給としても皆様の安心した暮らしのお手伝いができるかと思います。

EVは二酸化炭素削減・カーボンニュートラルという観点から、現在社会的にも注目度が高く、さまざまな補助制度によって、その導入がサポートされています。

東京都の補助金に関しては、予算の都合上、早い者勝ちになっていますので、ご関心のある方はぜひお早めの検討・シュミレーションをおすすめします。

最後に、本稿がお客様にとって最適なライフプランを見つけるヒントになれば幸いです。