太陽光と相性抜群⁉蓄電池のメリット・デメリット -Y2エナジーグループ | 東京都内で太陽光や蓄電池を相談するならY2エナジーグループ【誠実/お客様満足度の高い施工】
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はじめに

太陽光発電を導入するときに「蓄電池」もセットで!とよく言われるけど、実際なぜ必要なのかどのような設備なのかわからない…とお困りではありませんか?

本稿ではそんなお悩みを解決すべく、蓄電池のメリット・デメリットをはじめとして「蓄電池」とはどのようなものなのか徹底解説します!

【こんなお悩みの方向け】
・蓄電池ってどんなものか知りたい!
・蓄電池のメリットとデメリットを知りたい!
・蓄電池を賢く導入する方法を知りたい!

【この記事で分かること】
・蓄電池とはなにか
・蓄電池のメリット・デメリット
・補助金を使った蓄電池の有用な導入方法

蓄電池ってなに?

引用:https://images.app.goo.gl/AMyj9tPB1kGktDxD9
以前に太陽光発電についてのコラムでも紹介しましたが、ここでは「蓄電池」がそもそもどんなものなのかチェックしておきましょう!

蓄電池とは、「電気をいつでも使えるように貯めておく機械」のことで、太陽光発電のソーラーパネルと非常に相性がいいことで有名です。

蓄電池を設置することで、昼間は太陽光パネルで発電した電気を使うことができ、夜は蓄電池に貯めた電気を使うことができるようになります。

また、蓄電池は、太陽光発電で発電した電力だけでなく、自動的に最も価格の安い電力を貯めるため、割安な夜間電力を貯めることで、電気料金を大幅に節約することもできます。

蓄電池の5つのメリット

蓄電池のメリット①:割安な夜間電力を貯めることで電気代節約!

先ほど少しご紹介したように、実は、蓄電池には自動的に最も価格の安い電力を貯めるという性能があります!

そのため、蓄電池を導入する場合は、電力会社との契約を「深夜の電力が安く、昼間の電力が高いプラン」に変更することがおすすめです。

電力会社と季節別時間帯別電灯契約プラン等や、ご家庭での電力使用パターン、蓄電池の性能等によって異なりますが、3,000〜6,000円/月お得になります。

割安な夜間電力を貯めて、昼間は蓄電池に貯めておいた電気を使うことで差額分の電気代が安くなるので、太陽光発電を設置されていない方にもしっかりと効果があります。

もちろん、太陽光発電を導入している・検討しているという方は、夜間電力を充電することで、太陽光で発電した電気を多く売電にまわすことができるため、さらにお得になります。

蓄電池のメリット②:災害などによる急な停電でも安心!

日本各地で起きている自然災害やこれから起こりうる大地震に備えて、防災意識を高めている方も多いのではないでしょうか?

蓄電池は、防災対策としても非常に役立つ設備で、ライフラインがストップした停電時でも貯めた電池を使うことができます。

製品にもよりますが、停電時に使用したい家電を設定しておくことで、太陽光発電や蓄電池から電力供給が開始され12〜24時間連続で家電を使用できるものもあります。

停電時でもテレビやスマートフォンで情報収集や安否確認ができるのは安心ですよね。

また、昼間は太陽光発電の発電量が使用電力を上回っている場合は、蓄電池へ充電されるため、さらに電気の安定化を図ることができます。

蓄電池のメリット③:ピークシフトに貢献できる!

「ピークシフト」とは、電力需要のピーク(13時〜16時)を避けて電気を使用することです。

蓄電池を活用することで、電力会社から供給される電気を使う時間をずらすことができ、電力需要の偏りを是正することができます。

基本的に、電力会社は電気の需要に合わせて火力発電や水力発電など調整用の発電設備を動かしたり止めたりする必要があります。

ただ、発電設備は、需要電力に偏りがない方が稼働効率が良くなるため、電力需要のピークをできるだけ抑えることで、合理的に発電することができます。

つまり、蓄電池があれば電力需要のアンバランスを調整することができるので、日本のエネルギー事情に貢献することができます!

蓄電池のメリット④:太陽光発電の電気を貯めて電気をフル活用!

太陽光発電と蓄電池の組み合わせは非常に相性が良いことで有名です。

太陽光発電で余った電気を高額で買い取ってもらえる制度「FIT(固定価格買取制度)」には期間の制限があります。

FIT期間が終了すると、売電単価は推定10円/kWh以下ですが、昼間の電気代は34円/kWh程度ですので、電気を売るよりも貯めて使った方が賢い選択です。

蓄電池があればFIT期間終了後も、電気の自家消費比率を増やすことで、電気代を大幅に削減しつづけることができます。

また、太陽光発電のパワコン買い替えとともに蓄電池を導入される方が増えています。

パワコン一体型蓄電池のタイプであれば、太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナを一体化しているため、スペースもぎゅっと省けます。

さらに、以前のパワコンよりも電気の変換効率がいい場合、パネルの設置容量が変わらずとも発電量が増えることもあるため、さらなる経済効果が期待できます。

蓄電池のメリット⑤:EV車との連携でエコソーラーカーに!

「トライブリッド」と呼ばれる蓄電池を聞いたことはありますか?

トライブリット蓄電システムとは、太陽電池モジュール、家庭用蓄電池、電気自動車内(EV車)臓蓄電池の3つの電池をシームレスに連携する蓄電池のことです。

トライブリッド蓄電池を使うことで、例えば太陽光発電で作った電気を蓄電池に貯めて、車が自宅に停車している時間帯にその電気をEV車に送るということもできます。

EV車が走るために必要なエネルギーをほとんど太陽光発電で賄うことができるので、ご使用の電気自動車が100%エコなソーラーカーにできます!

蓄電池の3つのデメリット

蓄電池のデメリット①:貯められる電気量が限られる

「蓄電池」と言っても、電気を貯められる量は無限ではないので、製品によって電気を貯められる量は異なります。もちろん使用した分は蓄電池から減っていくので、非常時に備えて蓄電しておく必要があります。

蓄電池には「モード設定」「放電開始時間」「残量」などの設定があるので、これらの設定を使いこなすことで、快適な蓄電ライフをおくることができます。

蓄電池に貯めた電気を使う際には、「使える量(残量)」を意識することで、非常時にも電気が不足する心配がなくなります。

また、リチウムイオン電池は、充放電の回数に限りがあります。寿命を超えると、蓄電容量が徐々に減るため、交換の必要があります。保証期間や充放電サイクルの回数や残存容量は製品によって異なるのでよく吟味しましょう。

設定でお困りの場合や、製品の選択でご不安な場合は、弊社で設定のお手伝い・製品や容量のご相談など承っていますので、お気軽にお尋ねください。

蓄電池のデメリット②:設置スペースが必要になる

蓄電池は屋外・屋内のどちらかに設置しますので、設置のスペースが必要です。

サイズの目安は、概ね幅100cm×奥行30cm×高さ120cmで、気温変動が少なく結露しない場所であることが望まれます。

蓄電池を長持ちさせるために、弊社ではしっかりとプロの職人が事前調査をさせていただいております。お客様にとっても安心して蓄電池を設置していただけます。

蓄電池のデメリット③:初期費用がかかってしまう

現状、蓄電池の最大のネックとして考えられているのは初期費用の大きさです。

初期投資を一括で払うことはハードルが高いという方も多いと思いますが、ローンを組んだり、自治体からの補助金を活用したりすることで、初期費用をぐっと抑えることができます。

蓄電池に関する補助金

引用:https://images.app.goo.gl/waSMg3AwmjFyskRF7
クール・ネット東京から、太陽光発電と蓄電池に補助金が発表されています。

今年度は「家庭における蓄電池導入促進事業 災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」に係る補助金があります。

簡単にいうと、災害に強く環境に優しいエコ住宅の切り替えへの大型補助金です!

背景には大地震や自然災害への備え意識があります。この補助金をうまく活用することで、初期費用を抑えて非常時にも安心安全なご自宅にアップデートが可能です。

費用面でお悩みだった皆さんも、この機会に蓄電池を導入する方が増えています。

補助金申請が難しいとお悩みの方には、弊社で補助金の申請手続きを完全サポートさせていただきます。

【クール・ネット東京 蓄電池補助金】

まとめ

蓄電池とはどのようなものなのか、少しイメージしていただけたでしょうか?

メリットとデメリットをしっかりご理解いただいた上で、災害対策など今後の備えとして、選択肢のひとつとしてご検討していただけたらと思います。

東京都の補助金に関しては、予算の都合上、早い者勝ちになっていますので、ご関心のある方はぜひお早めの検討・シュミレーションをおすすめします。

最後に、本稿がお客様にとって最適なライフプランを見つけるヒントになれば幸いです。